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2007年1月24日水曜日

AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. > AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. 作図: 1月 2007

ブロックを挿入するとブロックの尺度が変わってしまう

作図を効率よく行うためにブロックを使用している方は多いと思いますが、ブロックを作成する際に[ブロック単位]を気にしている方はいるでしょうか?
ブロック単位はブロック参照時の挿入単位を指定するもので、ブロックを作成時のブロック単位と挿入先の挿入単位が異なっていると登録時の大きさではなく、勝手に大きさが変わってブロックが挿入されてしまいます。 (ブロック単位の係数が勝手に変わる…)


回避するには…
挿入尺度を各図面で共通にする必要があります。


システム変数[INSUNITS]
値0 … 未指定 - 単位なし
値1 … インチ
値2 … フィート
値3 … マイル
値4 … ミリメートル
値5 … センチメートル
値6 … メートル
値7 … キロメートル
値8 … マイクロインチ
値9 … ミル
値10 … ヤード
値11 … オングストローム
値12 … ナノメートル
値13 … ミクロン
値14 … デシメートル
値15 … デカメートル
値16 … ヘクトメートル
値17 … ギガメートル
値18 … 天文単位
値19 … 光年
値20 … パーセク
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2007年1月15日月曜日

AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. > AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. 作図: 1月 2007

完全に閉じられていない範囲にハッチングをかけるには

ハッチングは面に対して模様を付けるようなコマンドです。
ハッチングをかける範囲は面として認識できないといけませんので、その領域は“閉じられている必要がある”ということになります。
ただし、図面を作成する上でミスは付き物です…。

完全に閉じられていない範囲を面として認識させるために、領域の許容値を変更することができます。
ハッチングダイアログの[ギャップ許容値]の値をセット、もしくはシステム変数[HPGAPTOL]を実行し、『何ミリ程度まで見逃して欲しい』値を任意に指定します。
実際には閉じられていない領域でも、この許容値内であれば面として認識してくれるようになります。
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